総選挙19日公示・31日投票 自公政治チェンジの時 共産党躍進こそ政権交代の推進力
進歩と革新をめざす大阪の会(大阪革新懇)が11日、21年度の第7回目の代表世話人会を大阪市北区内の会場とオンラインでの参加で開き、深刻な状況が続く新型コロナの対応、菅義偉首相の政権投げ出しで激動する政治情勢、総選挙での政権交代の展望や課題について活発に討論しました。
コロナ問題では、公立・民間の保育園で子どもの感染が増え、家庭内感染にも結び付いているなどの実態を交流。「必ず第6波が来ると指摘されている中、社会的検査の仕組みが不可欠。マスクをしていれば濃厚接触者にならないが、濃厚接触の範囲を広げて社会的につかむ必要がある」など、命を守るための取り組みが求められているとの発言がありました。
日本共産党の駒井正男府書記長は、自民党が総裁選を利用して危機打開に必死になっているが、総選挙本番モードに入ってこれを正面から打ち破るたたかいを進めるとし、「革新懇にとっても、勝負のたたかいの幕が切って落とされた」と切り出しました。
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合と日本共産党、立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組の野党4党が総選挙の共通政策に合意した意義に触れつつ、政権協力、選挙協力を実現することが重要だと強調。「『野党は選挙協力を』の一点で大きな声を大阪から広げるため、党としても全力を挙げたい」と決意を語りました。
(大阪民主新報、2021年9月19日号より)