政権交代を実現しジェンダー平等へ 〝比例は共産党〟と宣伝
日本共産党大阪府委員会は15日、天王寺、京橋両駅前でジェンダー平等の社会を実現しましょうと宣伝し、「比例代表は日本共産党へ」と呼び掛けました。シールアンケートで対話し、ジェンダー平等パンフレット、気候危機リーフを配布しました。
辰巳孝太郎前参院議員が総選挙政策を紹介し、「一人一人が人間として尊重される社会をつくりましょう」「政権交代を実現し、暮らしと命が大事にされる社会に変えましょう」と呼び掛けました。
参加者のリレートークで日本共産党への期待を訴えました。「選択的夫婦別姓制度を1日も早く実現してほしい」と語った青年は、婚姻届けを出さずに事実婚を選んだ思いを語り、「党の綱領でジェンダー平等社会の実現を掲げる日本共産党なら、信頼して私の願いを託すことができる」と訴えました。
女性や非正規労働者の権利向上に取り組む女性は「医療や介護、公衆衛生、社会保障を切り捨ててきた自民党や公明党の政治を変えましょう」と訴え。平和活動を続ける女性は、「戦争の最大の被害者は女性や子どもたち。日本共産党と一緒に平和憲法を守り、ジェンダー差別のない社会を目指しましょう」と呼び掛けました。
リレートークを聴いていた市民から、「消費税が10%に増え物価も上昇して、生活はどんどん厳しくなっています」「自民党と公明党の政治が続けば、国民の暮らしが脅かされ、命も犠牲になっていくと思う」などの感想が相次ぎました。
シールアンケートに応じた女性は、新型コロナ感染拡大の影響で派遣の仕事を打ち切られたと語り、「長時間働き詰めでも生活が苦しい賃金水準です」と述べ、2人の子どもを育てる母親は、「所得や教育機会の不合理な格差が広がっていると思う。今のままでは希望のない社会になってしまう」と語りました。
(大阪民主新報、2021年10月24日号より)