候補者

松尾 まさのり

松尾 正利

長崎県出身。山内ゴム工業株式会社勤務。1984年より党地区委員会に勤務。党北河内南地区委員長など歴任。2017年衆院選大阪12区に立候補。現在、党北河内南地区副委員長(2020年5月から)、党大阪府委員、党大阪12区国政対策委員長。

候補者紹介

被爆2世として、核廃絶求め続ける党候補として

 戦後76年、広島・長崎への原爆投下から76回目を迎えました。私は、被爆2世として生まれ、育ち、20歳の時に日本共産党の一員となりました。
 原点は、先の大戦では命をはって戦争反対を貫き、戦後は一貫して核兵器廃絶を求め続けている日本共産党の存在を知ることができたからです。
 今年の広島・長崎での「平和祈念式典」は、 1月に発効した核兵器禁止条約によって、核兵器が国際法上違法となった下で迎えました。広島・長崎の「式典」で市長が行った「平和宣言」でも、被爆者からも核兵器禁止条約への署名・批准を求める訴えがありましたが、菅首相は「条約」への言及はなく、核の傘にしがみ付く立場でした。
 核兵器禁止条約が国連で採択され発効に至った最大の力は、被爆者自身が、自らが受けた痛みや苦しみを開発・使用したものへの「憎しみ」や「報復」ではなく、自らの体験を「二度と繰り返されてはいけない」との核兵器廃絶への熱い想いが人々の共感を広げ、国際世論を動かし「禁止条約」の採択・発効へとつながったのではないでしょうか。
 核兵器禁止条約が発効され、世界は「核兵器廃絶」へと大きく動き始めています。この世界の流れにも被爆者の思いも受け止められず、「核の傘にしがみ付く」政府は代える以外にありません。
 核兵器禁止条約を署名・批准する政府をつくろうではありませんか。そのためには、党創立99年、ブレずに「反戦・平和」を貫いてきた日本共産党の躍進がどうしても必要です。来る総選挙では、近畿比例4議席へ躍進させてください。

(大阪民主新報、2021年9月12日号より)