候補者

竹内 よしのり

たけうち 祥倫

阪南大学高校卒、大正民主診療所などに勤務。民主青年同盟西港浪速地区委員長などを歴任。2015年大阪市会議員選挙港区に立候補。現在、党西港浪速地区委員長、党大阪府委員、党大阪1区国政対策委員長。

候補者紹介

弱い者いじめの政治を終わらせることができる党

 私は子どもの頃いじめを受けていたことがあります。いじめられる自分を恨み、相手を恨みました。しかしいじめた相手の一人が極めて貧困な家庭環境だったと知り、恨みや怒りの方向が社会のほうに向いていきました。社会保障削減や消費税増税など、貧困を生む政策、自民党議員の差別発言などを見聞きするたび、いじめや差別、人権侵害の原因が政治にあるとの思いを強くしています。
 20代の頃、貧困、ワーキングプアで苦しむ人々が「負け組」と言われていました。社会保障を削り、非正規雇用を大きく増やした自民党政治によるものでしたが、国民には「自己責任」が強いられ、政治の責任は覆い隠されていました。
 その時出会ったのが日本共産党です。街頭では「働く皆さん、サービス残業していませんか。不安定な雇用に苦しんでいませんか。それはあなたが悪いんじゃない、政治の責任です」と訴えていました。国会に立つ議員は企業名も出して追及していました。企業献金を受け取らない、働く者の味方の党だからこそのメッセージ。「この政党を大きくすれば、弱い者いじめの政治を本当に終わらせることができる」と日本共産党に大きな希望を感じ、党の一員となりました。
 パンデミックという戦後最悪の困難が立ちはだかっています。自公政権、維新政治の無為無策、「自己責任」の政治で命と暮らしが脅かされているのは「人災」です。
 国民の「SOS」をつかみ、解決に頑張るのが日本共産党で、私もたくさんの相談に応じてきました。苦難軽減を立党精神に99年の歴史と全国の草の根ネットワークを持つ党だからこそ役割が果たせます。
 声を直接聞いてきた者の責任として、必ず政治を変える先頭に立って頑張ります。

(大阪民主新報、2021年9月5日号より)