比例は共産党

大阪比例80万票・近畿4議席回復へ総力 日本共産党が第4回府委員会総会

府委員会総会で報告する柳委員長(右)=10日、大阪市内

 日本共産党大阪府委員会は第4回府委員会総会を10日、大阪市内でオンラインを併用して開催。総選挙本番に向け、大阪比例80万票で近畿の4議席回復へ総力を挙げることを確認しました。
 柳利昭委員長は、総選挙躍進へあらゆる活動を選挙本番モードに切り替えるために開かれた8日の第3回中央委員会総会で、日本の命運がかかった歴史的選挙である総選挙の意義や政治論戦の基本、市民と野党の共闘の成功、公示日までの「総選挙必勝大作戦」などが提起されたことを報告。
 また、菅政権を支えてきたことなど維新政治の本性を明らかにし、大阪の党の値打ちを示すことが大事だと述べました。
 大阪では、支持拡大などに協力してくれる「担い手」が1万5千人広がったことや読者拡大が連続前進したとし、野党連合政権を実現する歴史的総選挙の勝利へ、1日1日の頑張りが決定的に重要だと強調しました。
 その上で9月の活動として、▽草の根からの宣伝戦を抜本的に強化し、総選挙躍進目指す党の勢いを府民に示すこと▽「比例は日本共産党」の200万対話で9月中に得票目標を超える比例支持拡大へ、「20万人担い手づくり大作戦」を大きく広げること▽担い手づくりの対話活動と一体に、入党の働き掛けと読者拡大をさらに広げる▽宣伝・対話でコロナ危機打開の党の提案を広げ、臨戦態勢をとって勝利を目指すことを呼び掛け。9月に行われる4市1町の議員選挙で全員当選を勝ち取ることを訴えました。
 討論では、大阪府委員会が作成したジェンダー平等パンフの活用の訴えや、「商店街の店が5人の紹介カードを書いてくれた」(大阪二区地区)、「議員のソフトボール監督時代のつながりで12枚の支持拡大カードが寄せられた」(吹田・摂津地区)など、対話・支持拡大の担い手を広げる実践が紹介され、「比例は共産党と訴え抜いて80万票4議席を必ず勝ち取りたい」などの決意が語られました。

(大阪民主新報、2021年9月19日号より)