市民と野党の共闘

投票に行き未来考えよう 政策フォーラムが総選挙アピール

 元大阪市長の平松邦夫さんら6氏が呼び掛け人代表を務める「政策フォーラムおおさか」は、第49回衆議院選挙が公示された19日、総選挙アピールを発表しました。
 アピールでは、今回の選挙は、9年近く続いた安倍・菅政権を引き継ぐ岸田政権か、市民と立憲野党が協力して政権交代を実現するかが問われる大事な選挙だと指摘。同フォーラムは昨年6月、「コロナ禍を乗り越え、希望ある未来を切り拓こう~アベ政治でも維新政治でもない、新しい政治を~」を出し、立憲野党と議論を積み重ねてきたと述べた上で、「今回の選挙で多くの府民の皆さんが投票所に足を運んでいただき、日本と大阪の未来を考えていただきたい」と呼び掛けています。
 アピール発表に当たり6氏からは、「森友問題を始めとするこの間の自民・公明政権の体質を『済んだこと』にしてしまおうという思惑がそのまま残っている政権には、期待などできない」(平松氏)、「野党の統一候補の一本化。その英断に心からエールを送りたい」(石田法子弁護士)、「次は野党連立政権でいきましょう。あなたの一票で社会は動くんです」(伊地知紀子・大阪市立大学教授)、「効率最優先の新自由主義を見直して、第6波にそなえて府民の命を守る政治を共につくりたい」(橘田亜由美・東大阪生協病院院長)、「腐敗・無能の与党や、自民党の別動隊にすぎない維新に、有権者の鉄槌を下さなければなりません」(木戸衛一・大阪大学教授)、「野党としても、消費税5%をシンボルとして、十分に戦える土俵になってきた」(中野雅司・浪速産業株式会社社長)とメッセージが寄せられています。

(大阪民主新報、2021年10月24日号より)